フランス・パリのチーズ特集③珍しい、美味しいチーズが盛りだくさん!

フランス・パリのチーズ特集③珍しい、美味しいチーズが盛りだくさん!

フランス(France)

フランスチーズ世界に約3000種類ほどあるとされているチーズのうち、1つの村に1つのチーズがある、と言われるほど種類があるフランスのチーズ。おやつ感覚で毎日食べたくなるようなチーズから、特別なおもてなしに使いたい本格派チーズまで、世界から集まる幅広い品ぞろえが自慢のチーズをどんどんご紹介します♪

フランス・パリ・チーズ①ルブロション(Reblochon)

ルブロションチーズ農家製のルブロションです。「ルブロション」は、「コンテ」「ロックフォール」「カンタル」等と共に人気の高く生産量も多いチーズです。14世紀、オート・サヴォワのトーヌの谷でルブロッションは生まれました。牧場主の目をごまかすために、一度で乳を全部搾り切らず、二度目に搾った乳から造られたという由来があることから、「再び搾る」という意味の名前が付けられたと言います。薄いオレンジがかった黄色。うっすらとかびが生えており、中身はクリーム色。滑らかにきめが詰まっており全体にむっちりとやわらかい。ところどころに穴が空いています。プレスしてから水で洗っているので分類は圧搾タイプでもありウォッシュタイプでもあります。原産地:フランス サボワ地方、熟成2ヶ月。

フランス・パリ・チーズ②セルシュール・シェル(Sellessur-Cher)

セルシュール・シェル若いものはとってもフレッシュで水分も多く、酸味がさわやか。熟成が進むと表皮が硬くなりますが、中身はしっとりと湿っていてなめらかなのが特徴。さわやかな酸味が口の中に広がり、それを引き立てる塩気とほのかな甘みを感じます。シェーブルらしい味わいが十分に感じられますが、それほど強くはなく、繊細な風味が楽しめるでしょう。また、表皮についた灰も食べられますので、そのままどうぞ。セルシュル・シェールは、山羊乳を原料に作られるシェーブルチーズのひとつ。原産地:フランス ロワール地方、熟成1ヶ月。

フランス・パリ・チーズ③サン・マルスラン(Saint-Marcellin)

サン・マルスランルイ11世王子もお気に入りなサン=マルスラン。そのままでも十分にトロトロなのに、フレッシュなボジョレーが加わると、さらにとろけるような味わいになっていきます^^街の名前が由来する「サン・マルスラン」は、美食の街リヨンの東側に位置するドーフィネ地方の生まれです。15世紀には山羊乳でつくられていましたが、20世紀に入り大量の注文に応じるようになってから牛乳製へ変わった経緯があります。ミルクに凝乳酵素を加え熱も圧力もかけない製法のため、生地は真っ白できめ細やか、ほのかな酸味を持つとても優しい味わいです。そのままカンパーニュやライ麦パンにのせても、蜂蜜をかけても美味しく召し上がれます。原産地:フランス ドーフィネ地方。

フランス・パリ・チーズ④ポン・レヴェック(Pont-l’Eveque)

ポンレヴェックチーズフランスチーズの名産地ノルマンディ地方でも、一番古い歴史を持つチーズだといわれるのが「ポンレヴェック」。この『プチ・ポンレヴェック AOP』はその小型版です。12世紀の修道院で作られ始めたというチーズで、現在でも地域ではナンバーワンの人気を持つチーズです。一般的に塩気や香りが強めで、少し苦手に思われる方も多いウォッシュタイプチーズですが、この「ポンレヴェック」は表面を塩水で洗っているので、ウォッシュタイプチーズの中ではマイルドでやさしい味わいです。もちろん食べやすいだけではなく、その食感は”もちもちっ”とした独特の弾力があり、他のチーズでは味わえない楽しみですね。表皮がやや硬めですので、外して食べられてもよいでしょう。赤ワインに最適です^^原産地:フランス ノルマンディー地方、熟成1ヶ月。

フランス・パリ・チーズ⑤カンタル(Cantal)

カンタルチーズフランスのオーヴェルニュ地方、カンタル県でつくられている「カンタル」は紀元前に作られ始めたといわれるフランス最古のチーズです。オーヴェルニュ地方は良質のミルクがとれる地域としても有名で「カンタル」のほかに「ライオル」「サレール」という有名なチーズも作られています。「カンタル」と名乗れるのは、この後6か月以上熟成させたチーズのみ。アルミで作られた鑑札が埋め込まれ、不正ができないようにする徹底ぶりです。カンタルは日本では比較的マイナーなチーズです。輸入量も少なく、デパートや専門店にでもおいていないところがあります。でも、一度食べると病み付きになることが多いようですよ!原産地:フランス オーベルニュ地方、熟成1ヶ月~6ヶ月。

フランス・パリ・チーズ⑥ボーフォール(Beaufort)

ボーフォールチーズチーズの名は、アルベールヴィル近くの村の名前に因んでいます。フランスが誇る『山のチーズ』のひとつで、“チーズのプリンス”と賞されています。6月から9月まで、アルプスの山に放牧することを「アルパージュ」と言い、この時期に作られるボーフォールが最も珍重されます。側面が内側に湾曲した大きな車輪型のチーズで、爽やかな芳香とコクのある味わいが特徴です。原産地:フランス サヴォワ地方、熟成12ヶ月~15ヶ月。

フランス・パリ・チーズ⑦クロミエ(Coulommier)

クロミエチーズ大きさから、「Brie(ブリー)」の弟分とも呼ばれている「Coulommiers(クロミエ)」ですが、逆「Coulommiers(クロミエ)」が「Brie(ブリー)」の基になったという説もあります。均質的に柔らかく、程よいとろみ具合で、スイートアーモンドのような繊細な香りがする、質の高いチーズです。6月から12月までがおいしい「Coulommiers Fermier(クロミエ・フェルミエ(農家製クロミエ))」に対し、「Coulommiers Laitier(クロミエ・レティエ(半工場製クロミエ))」は一年を通して同じ品質が保たれています。
ブルグイユやコート・ド・ボーヌといった、柔らかくフルーティーな口当たりの赤ワインとよく合います。
「Brie(ブリー)」や「Camembert(カマンベール)」のように、トーストと合わせたり、コロッケ、カナッペ、ポテトとの重ね焼きなどの調理に使えます^^原産地:フランス クロミエ。

フランス・パリ・チーズ⑧ライオル(Laguiole)

ライオールチーズフランス中央山塊(マシフ・サントル)の中心地で造られている牛乳製の大型チーズです。伝統的なライオルは、夏の移牧の間に山小屋でオーブラック種のミルクだけで作られるチーズです。今では、1960年に設立された共同組合がA.O.P.の規定に沿ってオーブラック種とピ・ドゥ・ルージュ種のミルクを用い、伝統的製法でライオルを生産しています。

ひとこと
チーズはカットの仕方によって様々な美味しい顔を見せます。が、やはり一番おいしいのはそのままためらわずチーズの形に沿ってカットすることをオススメします。マイルドなチーズにはマイルドなワインを、コクのあるチーズにはコクのあるワインを(#^^#)