英国皇太子のハネムーンの旅先はセイシェルの海に浮かぶノース島

英国皇太子のハネムーンの旅先はセイシェルの海に浮かぶノース島

島ひとつが丸ごと1軒のリゾートに!

ノース島インド洋に浮かぶ115の島々からなる島嶼国家セイシェル。ツーリストは、メインの3島(マヘ島、プララン島、ラディーグ島)以外は、ひとつの島を丸ごとリゾートにした1島1リゾートに滞在することになります。島の最高峰は185メートル。かつてココナッツ農園だった210ヘクタールの島にヴィラはわずか11棟。ノース島・ヴィラ2マヘ島からヘリコプターで約15分。移動費は別途かかり、3年前で約75,000円。ちょっとした海外旅行ができちゃうと、ビビるようなゲストはいないようです。ノース島のヘリコプターマヘ島からヘリコプターで約15分のノース島も、1島1リゾート。あの英国のウィリアム王子とキャサリン妃がハネムーン先に選んだ島です。リゾートの名前は、そのまま「ノースアイランド」。小高い山を抱き、ヤシの木がびっしりと茂る210ヘクタールの島は、かつてココナッツ農園でした。ノース島・ココナッツそれをアフリカのサファリ・リゾート、ウィルダネス・コレクションが引き継いだのですが、その頃の島は外来種の動物や植物がはびこり、原種の存続が危ぶまれる状態。そこで元の姿を取り戻すべく、“ノアの方舟”プロジェクトに取り組むことに。政府と共にリサーチと保護を進め、一度は消えた鳥類や植物も、ようやく戻りつつあるそうです。

微に入り細を穿つリクエストが可能!

ノース島・スパ高台からインド洋を一望するスパ。「ベアフット・リチュアル」は無料、それ以外はどんなメニューも30分1,450セイシェル・ルピーの定額制。ノースアイランドへ予約を入れると、リゾートから一通のメールが届きます。事前に好きな食べ物やアレルギー、島でやりたいこと、特別にアレンジしてほしいことなどをブッキング・インフォメーションに記入するのですが、なんと4ページにわたる詳細ぶり。ノース島・ヴィラこうしてリゾートに到着した時には、すべてが完璧にセットアップされているのです。サンゴのかけらを積み上げたかつてのコプラ工場をライブラリーとブティックに。自然へのインパクトを最小限に抑えたリゾートは、建材も島にあるものが最大限に生かされています。両腕で抱えるほど太いタカマカの巨木など伐採した外来種の植物や、掘り起こした花崗岩などを、元の形を生かして柱や家具にリサイクル。自然な風合いを生かしつつ、贅沢な遊び心をちりばめた、“ベアフット・ラグジュアリー”なリゾート空間に仕立てています。ノース島のヴィラヴィラ数はわずか11棟。各戸は窓をぐるりと全開できるベッドルームに、広々としたオープンなバスルーム、ラウンジやキッチン、ビーチベッドを並べたデッキテラス&サラ(東屋)にプランジプール(直径の小さな、浸かるだけのプール)、そしてセカンドベッドルームからなり、広さ450平方メートル以上! ちなみに、英国プリンスご夫妻はヴィラ3に滞在したそうです。ヴィラ3

食べたいものを、食べたい時間に、食べたい場所で

ちょっとしたホテル1室分の広さはあるバスルーム。バスタブ脇のベッドは何のために?
 各戸に専属バトラーが付くのは、ラグジュアリー・リゾートでは珍しくないのですが、ノースアイランドのバトラーさんはまるで型にはまっていません。ノース島・エステ心で動く、サービスなのです。たとえば、一緒に島内のブティックへ行った時、貝殻のアンクレットを手に取って見ていたら、「気に入った? チェックアウトまでに作ってあげる!」と、ニッコリ。ゲストの喜んだ顔がみたい、という気持ちが伝わってくるのです。ノース島の朝食ノース島でディナー食事の場所は好きな場所で。アイランド・ピアッツァやヴィラ内、オンザビーチでもOK。三度の食事は、“No Menu”がコンセプト。バトラーさんと話しながら、食べたいものを、食べたい時間に、食べたい場所でいただきます。アクティビティやアレンジも、すべてパーソナライズ。ダイビングは1組のためにボートを出しますし、夕日を望む丘でのキャンプファイヤーも貸し切りで。ぞう亀一番人気のゾウガメ、193キロのブルータス君。マイペースに歩いているせいか、二度もバギーに激突される災難に。
 軽い気持ちで「島の自然について知りたい」と伝えたら、ヴィラ内に巨大プロジェクターを運び入れ、大型クッションとシャンパン&カナッペをセッティング。ナチュラリストによるレクチャーを、グラス片手に受けることになるとは……。
各ヴィラにはバギーと自転車が用意されているので、気ままに島内を回ることもできます。ノース島・バギー白磁のように真っ白な砂浜がのびたハネムーンビーチや、サンセットに訪れたいウエストビーチなど、島内には4つのビーチがあり、ヤシ林の間の小道を抜けて探検気分で訪れるのも楽しみ。セイシェルメジロやハコヨコクビガメなど、島に戻ってきた希少な動物たちと会えるかもしれません。真っ白なビーチノース島は、ツーリストにとっても、動物にとっても、ハッピーな21世紀の方舟なのです。

ひとこと
セイシェルを取り巻く海の豊かさ、生命の尊さを皆様の目でお確かめください(#^^#)